健康寿命を延ばすための人体実験記録

サプリや食事など、巷でいいとされている物事を自分で取り入れた結果を記録していきます。

バカ息子、ようやく目覚める

両親共に健康で、まだ健在だ。70歳になったが、これからも元気に過ごしてくれることを心から願っている。

 

恥ずかしながらつい最近まで、こんな風に親を労るようなことを考えたことはなかった。酷い言い方をすれば、どうでもよかった。本当に、ただただ、親不孝である。

 

幾つになっても親からすると子供は子供のままなのだろう、顔を合わせると小言ばかりいうものだから、有難い存在というより鬱陶しい存在であった。心配して言ってくれていることも、私のために言ってくれていることも、何もかも鬱陶しくて仕方なく、できれば顔を合わせたくない存在にすらなっていた。

 

ところが、私の長男は中学生になった今年からその考えが180度変わった。それは、本当の親の気持ちが理解できたからなのだろう。

長男は小学校の頃よりもヤンチャに磨きがかかり、家にいれば小言を言わないときはなくなった。言わないと決めていた「勉強したのか?」という言葉も、何気なく出てしまう。言いたくて言っているというより、本当に心配で小言がでてしまう。今は、自分が鬱陶しいと思われる存在になっているが、そうなることでようやく両親の偉大さに気付けた。

 

こんな当たり前のことに気づくのに、41年もかかってしまった。親不孝をはたらいていた時間の長さに、後悔の念しかない。今できることは、今までやってくれたことに心から感謝して、出来る限りの親孝行をすること。あと何年それができるかわからないけど、感謝の気持ちを伝えていきたい。