健康寿命を延ばすための人体実験記録

サプリや食事など、巷でいいとされている物事を自分で取り入れた結果を記録していきます。

包容力のある、41歳オッサンでありたい

自分は本当にポンコツだった。毎日のように仕事でミスをして、毎日のように凹んで、悲しい思いをしていた。異動することを上司にお願いすることもあった。仕事を辞めることも考えた。もっと言うと、自死すら考えることすらあった。

 

今から2年前の話である。

 

それが今はまるで変わり、仕事でミスすることはほとんどなくなり、一週間を平穏に終えることが通常になった。周りも見えるようになった。少しだけ、信頼されるようになった気もする。

 

これだけ変化できた要因はなんなのか。様々あるだろうが、それは安心感が最も大きい要因だと考える。

毎日のようにミスをしていた2年前、

前部署から新しい部署に異動となった。何もわからないまま仕事が始まり、毎日不安で不安で仕方なかった。その不安が思考や行動に影響したのだろうか、ありえないミスを連発するようになった。数多くの忘れ物、聞き間違い。簡単な宛名書きすら間違えたときは、人として終わったと感じた。

 

あまりにミスが多すぎて、自分には障害があるのではないかと思い込み精神科に通院して精神分析も受けた。それほど積み重なるミスに追い込まれていた。

 

でも、一つ一つ小さな成功体験を積み重ねると、一つ一つ小さな自信が積み重なった。「できるのかなぁ。。。」「できるかも・・・」「これならできるな」「絶対できる!」と言うふうに、月日を重ねるにつれ、自信が大きくなった。自信がつくと、ここにいていいんだと思える安心感も得られるようになった。失敗を繰り返していたときには感じなかったことだった。

 

この安心感を感じたとき、思ったことがある。「失敗を繰り返していたとき、この安心感を感じられたらなぁ」と。失敗を重ね自己嫌悪に陥り、周りに迷惑をかけていた時に、「それでもここにいていいんだよ」という安心感があったら、ここまで苦しまなかったのではないかと思う。今はもう笑い話だけどら、あのときは自死を考えるほど辛かった。消えていなくなりたかった。そんな自分を包み込んでくれる安心感がほしかった。苦しむ時間はもう少し短くなった気もする。

 

だから、今は、同じような苦しみを感じている人がいたら安心感を与えられる存在になろうと決めている。何ができるかわからないけど、そう決めている。苦しむ時間は短い方がいいに決まっていると思うから。

 

苦しんだ分だけ、少し優しくなれたかもしれない。