健康寿命を延ばすための人体実験記録

サプリや食事など、巷でいいとされている物事を自分で取り入れた結果を記録していきます。

41歳になって出来上がってしまった人生観を変えられた本〜人生ドラクエ化マニュアル

いろいろな評価があるけれど、私個人としては参考になる部分が多かった一冊。

参考になった部分を簡単に挙げていく。

①人生はゲームと同じように目的、ルール、敵がいる

 その通りだと思う。人生のどの部分においても、これがないことはないのではないか。

 例えば仕事において。「会社に利益をもたらす」ことが目的、「法令を遵守する」ことがルール、「ライバル会社」が敵。

 他には家庭、特に子育て。「自立した人間に育てる」が目的、「子どもの意見を尊重し、親の意見を押し付けない」がルール、「親として口出ししたくなる気持ち」が敵。

 このように、人生のどの部分でも、その役割においてこの3つがついて回ってくる。なるほど、と思った。

②難易度設定は自分で決められる

 これもその通りだと思う。例えば、会社に利益をもたらすことを目的としたとき、その利益の大きさがどれくらいのものなのかによって敵の強さは変わるので、その度に難易度が変わるというわけだ。

③敵と戦って勝っても負けても、逃げても経験値は得られる

 これもナルホド、だ。勝てばその経験と自信が、負ければ負けたことによる反省点と経験が、逃げたなら逃げなくてはならない理由を省みるチャンスが得られる。つまり、一度でも敵と会い対することができれば、必ず何かを得られるということになる。ゲームでは勝たなくては得られないものが人生では会いたいするだけで得られるこのルール、すごくラッキー!と思える。

④コマンドの数は無限大

 敵と相対するとき、自分が取るべき行動は無数にある。戦うことも逃げることも、無視することも話し合うことも、時間を置くこともなんでもできる。自分の発想力次第でいろいろな戦法が取れる。

 

一度読んで頭に残っていることはこれくらい。でも、これだけわかっているだけで十分。なぜなら、敵が現れた時の考え方が180度変わったから。嫌な上司がいても、まずは相対してどうすれば良いかじっくり考え、コマンドを自分で選択すれば経験値が得られる。筋トレめんどくさいなぁ、と考えている自分がいても、これに打ち勝てば経験値が得られる。

 ネガティブなことがあっても、これは経験値稼ぎのチャンスと思える。そういうパラダイムシフトができたこの本は、私に取ってすごく参考になった。

 

 ゲームが好きな人は是非、ご一読あれ。